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こんにちは。《艦長》Allanです。日々のできごとや好きなものなどについて語ります。


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スチュアートの大ぼうけん

 映画「スチュアート・リトル」の原作で,作者はE.B.ホワイト。
 リトル家の次男は身長5センチ,ハツカネズミそっくりな男の子だった…。つまり,人間の母親からハツカネズミ(のような男の子…とも考えられるけれど,誰がどう見てもハツカネズミ…らしい)という設定が映画とは違っている。映画では,スチュアートはもらわれてきた養子で,人間から生まれたとは限らないハツカネズミ君だったから…。
 映画では,リトル家の一員,家族となって,本物の家族と同じような心の絆が生まれて…というようなストーリィだったのだけれど,原作では,いろいろな困難に直面するスチュアート君の生き方探しがメインになっている。
 明らかに人間,他の人とは違う異形のスチュアート君が,いかにして大きな人間たちに押しつぶされることなく自分らしく生きていくのか,生きていけるのか…と,不安に感じながら読んだ。そして,あまりにも小さなスチュアート君と,いろいろな登場人物や動物たちとの,ひとつひとつの出会いと別れが重くて深くて,大きい。

 他人と違っていること,とても小さな存在だと云うこと,そして,自分らしく生きることなどについて,考えさせられた。
 物語が全くの旅の途中でぶっつりと終わっているのも,切なくて,モヤモヤといろいろなことを考えさせられる。マーガロには再会することができるのだろうか…できないかもしれない。でも,それでもたぶん,よいのだろう。
 ハツカネズミの姿をしたスチュアート君が,いろいろなことを象徴しているような気がした。
by captain1701 | 2005-09-23 20:40 |